体内時計と不眠の関係

体内時計のメカニズムと不眠の関係

朝型の人は、早起きが得意で午前中の能率が良く、夜更かしが苦手で夜遅くなると眠くなってきます。
夜型の人は、深夜まで起きていても平気ですが、朝が苦手でなかなか朝起きてからのエンジンがかかりません。
この、朝型、夜型というのは体内時計のメカニズムが関係しています。
そして、一日の体温のリズムが異なっていることも判明されています。
夜型は、夜間の体温効果のタイミングが遅く、朝方は夜の比較的早い時間から体が休息する体制に入るため、早寝早起きになります。
実はこの朝型、夜型は体内時計の仕組みが関係していて周期が24時間より長いと夜型、24時間より短いと朝方になりやすいと考えられています。

~朝の光を浴びよう~
体内時計には、時刻を合わせる仕組みがあります。太陽光に匹敵する高照度の光を浴びると、浴びた時間に応じて体内時計のリズムが変化します。
早朝に昼間の太陽のように強い光を浴びると、体内時計のリズムが早まり、夜眠くなるのが早まります。
早朝の強い光は朝の到来をいち早く体内時計に知らせるので体内時計の針を進めてくれます。
逆に夜に強い光を浴びると体内時計はまだ昼だと勘違いし針を遅らせてしまいます。
刺激を受ける時間によって体内時計の変化の起こり方が違うので人の体は興味深いですよね(*^^*)

体内時計を整えることによって不眠や不調を回復できます。
24時間型社会の現代は、昼夜のメリハリのない不規則な生活をする人が増えています。
こうした理由で体内時計が乱れ、不眠やストレスを招く原因になるのです。

~体内時計を整えるために気をつける事~
〇朝起きる時間を毎日一定にする
〇朝起きたらすぐに、太陽の光を浴びる
〇毎朝、朝食を食べる
〇夜はなるべく光を浴びないようにする

朝、起きて光を浴びて、体内時計をリセットし、昼夜のメリハリを取り戻す。
就寝直前のテレビやスマホ、そして寝酒の習慣のある人はこれを機会にやめてみましょう( ^^) _U~~
身体のリズムが整い、快眠に近づけたらストレスも激減すると思いますよ(#^.^#)